詩織〜my song,my words〜

ブログ主、和音の心象スケッチブック。
または日々生活の中からふと湧き出た詩達の、
物置き保管庫のようなものです。

2015年8月のブログ記事

  • スタートライン

    まず始めにあなたの目に 私を映すこと そこからがスタートライン 気付いてもらえる恋なら 誰も頑張らないわ 運命だって自分次第でしょ? 伝えたいのに勇気足りない 若さだよね 明日見えない だけど何もしないままで 終われない また夏が来るね 眩しい季節のせいかしら? あなただけ特別よ 心にキラキラと ... 続きをみる

  • あのころ

    思い出したのは いつかの夏のある日 二人手をつないだ 制服姿の君 自転車で登った坂道 サヨナラと別れ惜しんだ駅のホーム 心の奥のアルバムは 色褪せないままで 時が流れ大人になる度に 刹那切ないのはなぜ? 涙もろいところは変わらないけれど 優しさ忘れていたこの頃じゃ 笑顔見せてもどこか寂しいね 夏が... 続きをみる

  • 初雪

    今日は今年最初の雪が降るらしい 空気は冷たく風も強く 白い雪が大好きだと そう言ってた君はもう過去の人 君にとって僕は決して綺麗な 思い出にはなれないんだろうけど 時間が薄めてくれた寂しさを 思い出してしまうからきっと 今夜は帰り道どこかで 君を探してしまうんだろう 積もった雪に足跡つけながら あ... 続きをみる

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  • June rainbow

    嫌になっちゃう 雨ばかりの最近は 空も泣く事が多いから 私の心に少し似てる 通り過ぎれば なにも無かったのかもしれない そんな不確かな感情を拾ったの 息を弾ませ傘を揺らして シャワーの中走れば 水溜まり飛び越して 君の所 辿り着くかな? June rainbow あなたは一人で走ると言った 私は頷... 続きをみる

  • 羽根

    夢が空にあるなら どこまでも 純粋な翼を広げて 飛べばいい ほら 風が背中を押す 嘘が大嫌いなら ひたすらに 全てを信じてみて 祈りなさい 誰も 悪い人などいないと 眠れない日もあるよ 笑えない日もあるよ どうしてこんなに面倒くさい 感情持って生まれてきたの? 生きているよ 生きていくよ 朝が怖い... 続きをみる

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  • 赤いバラと棘と

    恋を降らせる神様はいても 恋を実らせる神様はいないらしい 祈るなんてことは無意味 昨日見送った広い背中を 今日また追いかけてる高い背を あなたはいつもの表情 見下ろしたその目の奥に 私 住んでみたいや お願い ねぇ もう待てない だって我慢は一番の苦手なのよ 素っ気ない顔壊してあげる 私の気持ち ... 続きをみる

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  • 春夏秋冬

    初めて恋を知った日から 繰り返してはまた繰り返し 出会っては恋に落ち付き合い 別れてそしてまた出会い その度に何度も今度が最後と そう信じてきたけど 結局一人歩きふと振り返る これで何度目の恋? 君に会えたから 君だから だから ワガママだからかなぁ ねぇ永遠って何? サヨナラするならこの胸 記憶... 続きをみる

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  • いろ

    あか あお しろ あか あお くろ あなたは しろ わたしは くろ 混ざる色彩 明るくするあなたと 濁る色彩 暗くしていく私 真っ暗な世界に 光の色をください あなたの色を 真っ白な世界で 私の輪郭教えてください 私のことを 消える色彩 飲み込まれるあなたは 灰色の色彩 私たちの間に 綺麗な世界に... 続きをみる

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  • 陽の光が眩しくて目覚めた朝に 光るような心の中 はしゃぐ髪を揺らしながら あなたのいる街まで 歩いてゆく 歩いてゆく 見つけて 欲しいんだ 私のこと 知っているなら 怖がりを 抱きしめて 平気だよ あなたがいる 今世界が回り始めた その真ん中で踊れ踊れ 溢れている幸せの鍵 その扉を開けるのは私 夕... 続きをみる

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  • 青白い月

    扉開ければ 伸びる一筋の影 窓辺に座ったまま 空を見上げていた あなたは こんな青白い月の下 別れとは美しいものだと そうひとつ呟く その言葉の意味はまだ 分からず側へ歩み寄って そっと抱きしめた 涙を一粒 それは溢れ出た心 綺麗なグラスに注いだら 今夜乾杯しようか 出逢いは優しくて 愛情は激しく... 続きをみる

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  • 人形島

    忘れられた岩の上に まだ残されたままの記憶 さらわれる意識を手招きで 今 こちらへおいで ねぇ愛して? ねぇ慰めて? 綺麗な顔をください 叫べる声をください 私達に 行かないでください ここにいてください 私達のこと 怖がらないで 時間が止まったこの場所に レクイエムはまだ聴こえない 遠く遠く波の... 続きをみる

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  • ピアニスト

    自分に向き合って深呼吸 目の前には眩しいスポットライト 舞台に上がる それは孤独 ひとつフッと息を飲み込んで 白と黒の無機質なそれを 熱くなる指で支配する 流れ出す単一な旋律に 絡まり出す法則に従う調和が 僕の鼓動のドアを壊した 今 空気に放たれた音は 今 この時を包むハーモニー ここには誰も何も... 続きをみる

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