詩織〜my song,my words〜

ブログ主、和音の心象スケッチブック。
または日々生活の中からふと湧き出た詩達の、
物置き保管庫のようなものです。

惚れたもん負け

君と過ごす毎日が買えるなら

僕は今すぐ貯金を始めよう

何もない部屋一つ

詰めたカバンの荷物

君がいれば僕は満足


君を君たらしめるもの

大事なんだけど

大事なんだけど


愛してる

それでも愛してる

なんて独りよがり

バカみたいだ

知ってる知ってる

なんて独りよがり


笑顔見れりゃよかったのにさ


こんな情けない僕をごらんよ

君なしでは痩せた枯れ木のよう

思いつくままぶつけて

描いた夢の数

叶う確率計算したくないなぁ


僕を僕たらしめたもの

大事だとしても

大事だとしても


辛いんだよ

それでも愛してる

そんな独りよがり

バカみたいだ

一緒にいたいんだって

それだけなんだよ


愛してる

それでも愛してる

なんて独りよがり

バカみたいだ

知ってる知ってる

なんて独りよがり


色々並べたけれど

きっと僕は最初から

ただ

君の

笑顔見れりゃよかったのさ

Smiling

朝目が覚めたらやっぱり

太陽はそこから僕を見下ろしていた

昨日受けた痛みはスッキリ

まだ消えていないけど


整えた身支度でしっかり

いつも通りの僕に仕上げて出掛けよう

思い出してはうっかり

泣きそうになる君のサヨナラ


きれいさっぱり出来ないから辛い

どこかぽっかり穴のあいた心

君がガッカリするのも分かる気がする

もっと頼りにして欲しかったよなんて

届かない


ゆっくりで良かったのに僕ら

ぎっしり詰め込み過ぎた想いの行方

あれっきり それっきり

何処に置き忘れてきたのだろう

こっそり教えてくれた秘密が

あっさり夢に消えていったけどまだ

はっきりと 残っている

その声は僕の中にある


こんな久しぶりにぐっすり

眠れたのはいつぶりだっただろう

窓の外では雨がしっとり

巡る季節を歌い告げていた


ずっしりとのしかかった雲が

じっくりその表情を変えて

やがて君の元へと架かる虹が見えたら

届くかな


しっくり来ない右隣もいつか

ぴったりと埋める誰かに出会える

これっきり 1人っきり

新しい僕を目覚めさせて

ばっさり切り捨てたその先で

そっくりな感情を抱いてもきっと

くっきりと 違うだろう

その輪郭を僕はなぞる


最終的には一番だよなんて

なのにどうして僕は今

笑えないんだろう?


ゆっくりで良かったのに僕ら

ぎっしり詰め込み過ぎた想いの行方

あれっきり それっきり

何処に置き忘れてきたのだろう

こっそり教えてくれた秘密が

あっさり夢に消えていったけどまだ

はっきりと 残っている

その声は僕の中にあるけれど


しっくり来ない右隣もいつか

ぴったりと埋める誰かに出会える

これっきり 1人っきり

新しい僕を目覚めさせて

ばっさり切り捨てたその先で

そっくりな感情を抱いてもきっと

くっきりと 違うだろう

その輪郭を僕はなぞる

鏡を拭く人

鏡を拭く

鏡を拭く

曇った場所に

そっと息をかけて

僕は鏡を拭く


のぞいた時

こう映るだろうと

望んだ僕がそこに

居ることを願って


よく見えないのは

誰かが触ったから?

それとも僕の両目が

濁ってしまったから?


朝起きる時

夜眠る前に

余計なものを落として

映った僕は泣いている

理由は分かっている


鏡を拭く

鏡を拭く

少しでも綺麗な

僕が映るようにと

馬鹿みたいと知りながら


正しくあるようにと

誰かが押し付けた理想

壊して割る勇気は

生憎持ってないから


朝起きる時

夜眠る前に

静かな心に問う

僕は僕でいいのかと

僕は僕でいたいと


考えても

分からないまま

誰を憎めばいい?

誰を許せばいい?


鏡を拭く

鏡を拭く

曇った場所に

そっと息をかけて

僕は鏡を拭く


今日も鏡を拭く