昨日と同じ今日なんて

送るつもりはない

先が怖いから一つ前をなぞって

真似るほど弱くもない

本当ならこんなもんじゃない

空だって飛べたかもしれない

あなただって私だって

素直に

届けてこの声を

届けてこの歌を

めぐり巡ってひと回り

その先にあなたがいる

全ては繋がっている

新しい風に乗って

新しい私になって

何が変わっても変わらない

あなたを想っている

あなたが見つけたこの場所は

私には優しくて

温かさに麻痺してしまいそうだ

決してこの耳は忘れない

今だって私の名前を呼んでいる

あなたの

あなたの声

素直に

届けてこの声を

届けてこの歌を

めぐり巡ってひと回り

その先にあなたがいる

全ては繋がっている

新しい風に乗って

新しい私になって

何が変わっても変わらない

あなたを想っている

この広い世界で

この眩しい世界で

私が歩いてきた道の上

たったひとりの人がいた

あなたがいたんだ

会いたかったあなたに

会えてよかったあなたに

見えない未来も怖くない

あなたを信じている

あの場所で待っていよう

あなたを 私は

例えば初恋が終わった時

手にした感情はどんなもの？

酷く曖昧なのに忘れていない

ぼやけたピント外れの形

途中で降りたバスはまだ

赤信号に捕まっている

既に歩き始めた僕の方が

先に交差点を越えてしまった

交わっていい？

アッチから コッチから

今自分を確かめるために

目を閉じてみたんだ

僕を包む空気に溶けた君の熱

リアルという虚像を壊して

名前を叫んでいるんだ

薄いビジョンの向こう側の君へ

破壊したい

良い次第

眠らないと思ってた街でさえ

仮眠という名の夢みてる

開いた紙も液晶も何もかも

正しい事を隠して語る

暴いていい？

アッチから コッチから

走る前の深呼吸を忘れて

ただ動かす足は震える

変えられるなんて思ってないけど

朝めざましが鳴る前に

今日の一面を僕は作ろうと思う

和解したい？

良い次第

交わっていい？

アッチから コッチから

暴いていい？

アッチから コッチから

愛していい？

僕が全て 君の全てを

今自分を確かめるために

目を閉じてみたんだ

僕を包む空気に溶けた君の熱

リアルという虚像を壊して

名前を叫んでいるんだ

薄いビジョンの向こう側の君へ

破壊したい

良い次第

例えば初恋が終わった時

手にした感情はどんなもの？

酷く曖昧なのに忘れていない

ぼやけたピント外れの形

もう戻らない

あの街 あの場所 あの人

もう戻らない

褪せた笑顔 零れた涙

叫んだ声が

ベッドの中で枕に吸い込まれた

コンクリートを打ったままの

部屋の壁が冷たい

泣いても 泣いたら 泣きたい 泣けない

会えても 会えたら 会いたい 会えない

あなたに戻りたい

あなたに戻れない

何回夢に見ても

あの時選んだ言葉は変えられない

｢もう戻らない｣それは

自分に言っているのか

あなたに言っているのか

放つ先知らない

マイクでは拾えない本当の歌声

私が誰に届くわけでもない

ひとりぼっちだ

昨日を 昨日が 昨日は 昨日に

明日を 明日が 明日は 明日に

あなたに戻りたい

あなたに戻れない

真夜中の国道 バイパスを

ライトのレールに従って自転車で走る

失くしそうな自分保って

新しい何かへと繋ぐ

泣いても 泣いたら 泣きたい 泣けない

会えても 会えたら 会いたい 会えない

昨日を 昨日が 昨日は 昨日に

明日を 明日が 明日は 明日に

信じても 信じたら 信じたい 信じられない

負けても 負けたら 負けない 負けたくない

少しでいいんだこの夜が明けたら

立ち止まる場所を見つけて

新しい物語の主人公を生きよう

もう戻らない