詩織〜my song,my words〜

ブログ主、和音の心象スケッチブック。
または日々生活の中からふと湧き出た詩達の、
物置き保管庫のようなものです。

Year-end

ねぇ、今年はこんな事があったね

あんな事があったね

一緒に振り返るのがあなただったら

どんなに楽しいだろう

どんなに素敵だろう


ねぇ、私はあなたを好きになってから

随分経つのだけれど

ほどけそうな胸にしまい込んだまま

今でも言えなくて

今すぐ言いたくて


こうして右隣をすました顔で

あなたが歩いている瞬間だけで

満足だけどやっぱり足りないよ

好きだよ


長くて短い1年が終わる

私はまた一つ歳をとって

また一つ恋の苦さを知って

大人になっていく

永遠を閉じ込めたようなあなたに

ついていけるような私に

なりたい


ねぇ、悲しみはどこへ向かい

どこで眠るのだろう

あなたの中にあるその想いはいつ

癒されるのだろう

幸せになれるのだろう


何度も想ってまた願って

溢れそうな程あなたで出来ている

私の身体はもう泣きそうだ

好きだよ


来年はどれだけ一緒にいられる?

どれだけ距離縮められる?

もしあなたに伝えたのなら

何て答えるのだろう

誰よりも鈍くて優しいあなたは

困った顔して無口になるかな


背の高いあなたを見上げる

その向こうに夕陽が紅く染まる

私の目が映す世界は

あなたで彩られてる


長くて短い1年が終わる

私はまた一つ歳をとって

また一つ恋の苦さを知って

大人になっていく

永遠を閉じ込めたようなあなたに

ついていけるような私に

なりたい


傍にいられるような人に

なりたい

クローバー

見つけたら幸せになれるという

四つ葉のクローバー探す君

そんなの迷信だと言ったら

膨らませた頬が愛しい


本当に幸せになれるのかなんて

特別興味なんて無いけど

君が信じてるのなら僕も

嘘ではないような気がして


緑の海にたゆたう

小さな小さな希望

見失わないように

君をぎゅっと抱きしめる


一面に広がるクローバー

この中で君を見つけた確率

きっとそれが幸せの意味

優しさをくれる君へ


子供の頃覚えた花冠を僕に

無邪気に笑って被せた君

少し草の匂いのする指先

そっと口づけを落とした


不意に君が指さす

冠に紛れた四つ葉

ホラね 満足そうに

笑ったそんな君が好きだよ


3つでは2人割り切れない

四つ分の幸せを半分に

君と僕でひとつになればいい

四つ葉のクローバーみたいに


時々儚く

消えそうでちょっと怖い

願い込めよう

僕も信じてみるよ


一面に広がるクローバー

この中で君を見つけた確率

きっとそれが幸せの意味

優しさをくれる君へ


3つでは2人割り切れない

四つ分の幸せを半分に

君と僕でひとつになればいい

四つ葉のクローバーみたいに

refrain

一緒に観た映画とか

よく聴いていた歌とか

私が覚えているのだから

君もきっと覚えてるんだろう


記憶という名の

アルバムひらり開いたら

こんなにも溢れてたんだ

その気持ちの名前は


好きだよ

それは本当

好きだよ

少しだけ嘘

ごめんね

でも私は君が確かに好き

・・・だった


まだ青い空が切ない


今日は気分が良いんだ

手を振れる気がしてる

強がってでも私達は前へ

進まなきゃいけないと知った


さよならを告げた

あの日終わったはずなのに

いつの間に引きずって

ここまで来ちゃったから


ありがとう

忘れないよ

ありがとう

忘れないで

ごめんね

私は君を想い出に変える

・・・だから


まだ春は青く長い


どんなに考えたって

苦そうな顔で笑う君しか

浮かばない

また困らせちゃったと

何度目気づいたんだろう


さよなら

今度こそ

さよなら

最後にする

ごめんね

堪えた涙が君の姿滲ませてく


好きだよ

それは本当

好きだよ

少しだけ嘘

ごめんね

でも私は君が確かに好き

・・・だった


まだ青い空が切ない

まだ春は青く長い