君と過ごす毎日が買えるなら
僕は今すぐ貯金を始めよう
何もない部屋一つ
詰めたカバンの荷物
君がいれば僕は満足
君を君たらしめるもの
大事なんだけど
大事なんだけど
愛してる
それでも愛してる
なんて独りよがり
バカみたいだ
知ってる知ってる
なんて独りよがり
笑顔見れりゃよかったのにさ
こんな情けない僕をごらんよ
君なしでは痩せた枯れ木のよう
思いつくままぶつけて
描いた夢の数
叶う確率計算したくないなぁ
僕を僕たらしめたもの
大事だとしても
大事だとしても
辛いんだよ
それでも愛してる
そんな独りよがり
バカみたいだ
一緒にいたいんだって
それだけなんだよ
愛してる
それでも愛してる
なんて独りよがり
バカみたいだ
知ってる知ってる
なんて独りよがり
色々並べたけれど
きっと僕は最初から
ただ
君の
笑顔見れりゃよかったのさ
朝目が覚めたらやっぱり
太陽はそこから僕を見下ろしていた
昨日受けた痛みはスッキリ
まだ消えていないけど
整えた身支度でしっかり
いつも通りの僕に仕上げて出掛けよう
思い出してはうっかり
泣きそうになる君のサヨナラ
きれいさっぱり出来ないから辛い
どこかぽっかり穴のあいた心
君がガッカリするのも分かる気がする
もっと頼りにして欲しかったよなんて
届かない
ゆっくりで良かったのに僕ら
ぎっしり詰め込み過ぎた想いの行方
あれっきり それっきり
何処に置き忘れてきたのだろう
こっそり教えてくれた秘密が
あっさり夢に消えていったけどまだ
はっきりと 残っている
その声は僕の中にある
こんな久しぶりにぐっすり
眠れたのはいつぶりだっただろう
窓の外では雨がしっとり
巡る季節を歌い告げていた
ずっしりとのしかかった雲が
じっくりその表情を変えて
やがて君の元へと架かる虹が見えたら
届くかな
しっくり来ない右隣もいつか
ぴったりと埋める誰かに出会える
これっきり 1人っきり
新しい僕を目覚めさせて
ばっさり切り捨てたその先で
そっくりな感情を抱いてもきっと
くっきりと 違うだろう
その輪郭を僕はなぞる
最終的には一番だよなんて
なのにどうして僕は今
笑えないんだろう?
ゆっくりで良かったのに僕ら
ぎっしり詰め込み過ぎた想いの行方
あれっきり それっきり
何処に置き忘れてきたのだろう
こっそり教えてくれた秘密が
あっさり夢に消えていったけどまだ
はっきりと 残っている
その声は僕の中にあるけれど
しっくり来ない右隣もいつか
ぴったりと埋める誰かに出会える
これっきり 1人っきり
新しい僕を目覚めさせて
ばっさり切り捨てたその先で
そっくりな感情を抱いてもきっと
くっきりと 違うだろう
その輪郭を僕はなぞる
鏡を拭く
鏡を拭く
曇った場所に
そっと息をかけて
僕は鏡を拭く
のぞいた時
こう映るだろうと
望んだ僕がそこに
居ることを願って
よく見えないのは
誰かが触ったから?
それとも僕の両目が
濁ってしまったから?
朝起きる時
夜眠る前に
余計なものを落として
映った僕は泣いている
理由は分かっている
鏡を拭く
鏡を拭く
少しでも綺麗な
僕が映るようにと
馬鹿みたいと知りながら
正しくあるようにと
誰かが押し付けた理想
壊して割る勇気は
生憎持ってないから
朝起きる時
夜眠る前に
静かな心に問う
僕は僕でいいのかと
僕は僕でいたいと
考えても
分からないまま
誰を憎めばいい?
誰を許せばいい?
鏡を拭く
鏡を拭く
曇った場所に
そっと息をかけて
僕は鏡を拭く
今日も鏡を拭く